春の事件簿 最終回


五反田駅改札口で お昼に待ち合わせ
加害者側の都合に あわせてあげた 優しいキキ☆に対して


常行バカ母「お手数かけます スイマセン」


などと 礼儀はあらず
って まぁとっとと終わってくれればいいのです
これも30分程で終わることです


キキ☆「どうされますか?喫茶店で済ませてしまいますか?」


常行バカ母「いや もうここで手早く済ませてしまいましょう」



えっ?!・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・




ここで?Σ( ̄□ ̄;)!!




平日のサラリーマンが闊歩する


JR五反田駅の改札口っすョ!?



ここまで非常識なのは 想像を越えていた
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・まぁいい

示談書を出し 内容文を確認して貰い
息子さんの名前と 母親の名前連名で捺印をして貰おうとした時


常行バカ母「印鑑持って来てないんですよ〜」



はぁ?!


あんた バカか?



示談書持参していくっつったろうが!


捺印するって決まってるだろうが!!


バカだバカだバカだ


とは気づいていたが


一般常識的知識も


欠如してたのか!??



しゃーないので拇印で済ませる
しっかり朱肉も持ってきてて 良かった…

で 示談金10万円出してきた


裸で!!


封筒どころか 財布にも入れずカバンから出してきた


常行大バカ母「封筒持ってないんで〜」


仮にたった今 銀行でお金を引き落として来たとしよう
それでも 銀行には備え付けの封筒ぐらい置いてるだろうが!

今は平日 そしてここは…サラリーマンが闊歩するJR五反田駅の改札口
大勢の企業戦士が 裸の10万円をバラッと出してる
おばはんを見る見る…



やめてくれぇぇぇ!!



キキ☆「念のため封筒は予備を持ってきたので それを使ってください(怒)」


白い封筒を渡す


常行大バカ母「領収書は…この示談書に書いちゃえばいいですよね!」



キキ☆「ちゃんと作成してきました!
     収入印紙も貼ってあります!(怒)



つか お前の旦那 会計士だろうが!?
とにかく もうこんなアホと関わってほしくないので
カレシに「今回の件の全てをキキ☆に委任した」
と言う委任状を書いて貰ってる

その委任状とセットで 領収書を渡す
領収書の住所名前は キキ☆のにした

とにかく カレシの個人情報は 最小限度に押しとどめて
こいつらには 渡したくないっっっ!
永遠に 私らの視野に入ってくんなっ!
はいっ受理終了
さっ!とっとと帰ろう


常行大バカ母「結局あの電話は 何だったのでしょうねぇ〜」



まーだ言ってるのか


キキ☆「こちらは存じませんョ と言うか…そんな脅迫めいた事して
    私達に何のメリットがあるって言うんですか?」


常行大バカ母「お金を渡しては いませんから 脅迫にはならないでしょう?」


キキ☆「立派な恐喝未遂ですよ それは。後 言ってませんでしたが
    カレシは あれでも法学部に在籍する学生ですから
    そんな馬鹿げた電話をかけたりするのは 違法性ある事だって位
    判っていますよ」


   「しかも 警察と公安の違いくらい判っています
    なのに わざわざ「公安の者だ」なんて無教養な言葉出しませんよ

 
   「もう一度 そんな馬鹿げた電話かかってくる前に
    警察に相談されたらどうですか?
    案外 誰かから今回の事聞いて『金になるかも』って
    馬鹿げた考えもった奴らが 出てくるんじゃないんですか?」


そーなのだ キキ☆はあんなバカな内容の電話したのは
田舎のいきがってるチンピラだと考えてる


どーせ どこかの田舎不良が「俺 東京で天誅くわえてやったんだぜぇ!」って
地元の悪友に ふかしこいたんだろ?
そんで警察沙汰にならなくて 示談になったのをベラベラしゃべったの聞いてた
悪友のチンピラが「ちょっと金になるんじゃねぇの?」って
電話したんじゃねえ??



常行大バカ母「ウチの息子も まぁ法律ではないんですけど
       それに近い勉強してましてねぇ
       今回のことは 警察に告訴して貰ってもいい
       裁判してとことん突き詰めていいって言うんですョ」




トコトン突き詰めて


    やればよかったか?



つか ホント自分の置かれている立場判ってないな このバカ息子


常行大バカ母「でも こんなちっぽけな事で 告訴したって
       どーせ不起訴になるだけでしょお?
       でもねぇホラうちの息子 正義感が強いし
       やるとなったらトコトンやる子なのでねぇ」



キキ☆「不起訴になるわけないじゃないですか?傷害に器物破損ですよ?」



常行大バカ母「えっ?そうなんですか?」



当たり前だろう・・・こっちは一切殴り返していない上
壁壊したのは あんたの息子個人がしたことなんですけど?
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
今まで不起訴になったり不問になってきたのは…
あなたの旦那様とその顧問弁護士様の 努力の賜物でしょうがぁ?

とにかく「とっとと示談にして関わりを絶とう」
と 直感したのは間違いではなかったな!

アホらしいので 挨拶そこそこに立ち去ろうとするキキ☆に
このバカ親が 投げかけた最後のセリフ


常行バカ母「今回の事で キキ☆さんがいてくれて よかったわぁ」


二度と会いたくない!
このセリフで 背中が寒くなったわ!!






こうして今回の件は 終了した
終了ったって カレシの首の治療は続くし
日本酒バーには行きづらくなったし…と やでやでな事柄は後を引く

カレシは 喧嘩っ早いわけではない
怒鳴ってるとこなんて 付き合ってから見たことあるの数回だ
ただ 非常に誤解を招きやすい 行動&態度をしているので…



それが全て悪い!!



今回のことで 少しは治してくれるといいのだけど…
治してくれないんだろうな

キキ☆は 平和で平穏・平凡な毎日を送りたいだけなんだけどなぁ