春の事件簿 其の六
GW合間の平日(な人もいる)
思ったより 歌舞伎町を闊歩する人が少なかった…
そして本日は 出勤するキャストの人数も足りている♪
キキ☆「えーと お願いあるんですがぁ〜」
お騒がせしてしまった 日本酒バーに挨拶&お詫びに行きたかったのだ…
キキ☆「夜帯の引継ぎ準備 早く済ませて人数も足りてるなら
…早退したいんだけどなぁ〜」
店長「なんでぇ?」
キキ☆「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・東京駅行くから」
店長「ズルイッ!俺が行きたい!(店長は鉄道オタク)」
キキ☆「・・・・・・・電車見に行くんでも
電光掲示板観察に行くんでもねぇっての」
店長「あぁお詫びに行くんだ」
判っているくせになぁ…
でも 早退させてくれた
京王百貨店で モロゾフのクッキーを購入し東京駅に急ぐ
なるべくオープン時間に合わせて 客のいない間に挨拶しておきたかった
客のいる前では こーんなもの受け取りにくいでしょう?
一応 気使ってみた
ちょっと迷ったが オープン時間直後につく
キキ☆「スイマセ〜ン…先日お店でお騒がせしてご迷惑かけたものですが…」
よく見ると事件当日立ち会った店員さんはお休みだった
その代わり出てきてくれたのは バーの経営している大元の協会からのバー責任者
キキ☆「あの時はスイマセンでした…お店の方にもお客様にも不愉快な思いさせました」
カレシが まだ人前に出れる状況でないと伝え
「代理で失礼します」と深々と頭を下げる
責任者「いえいえ 相手も酔っていたようですし
禁煙ゾーンでタバコ吸っていましたからねぇ〜」
キキ☆「・・・・・スイマセン その大人げない酔っ払いが私の連れでして…」
責任者「えぇっ?!!あっ…えぇ…お怪我は…えーと」
責任者の方 加害者の常行ガキ母とキキ☆を間違えました
いえいえ…この責任者の方には罪はありません
間違えられたのは 一瞬ムッとしたが
これでひとつ判ったことがあったので よしとする
あの常行バカ親子 迷惑かけて店内破壊した店に
まだお詫びの電話すらしてないようだ
非常識だ 非常識だと感じたが
ホント 100%の非常識親子だ…
茨城と遠いところに住んでいるってのを 差し引いても
電話くらいできるだろう?
壊された壁を見ると…
さすが ウレタン素材もうキレイに直してある
キキ☆「壁 直されたのですネ おいくらかかりましたか?」
責任者「あっ もうそれはいいので」
キキ☆「いえいえご迷惑かけましたし 加害者とも修繕費折半すると相談しましたから」
責任者「いいえ…ここの経営している協会の方からですね…」
お酒を扱っている酔っ払い相手の店なので これくらいの破損は予定していた
と そして
それよりも 日本酒良さを少しでも広めていきたい
と言うコンセプトで企画した店が この吟醸バーなので…
責任者「こんな事があった後だから もう二度とあのお店に呑みに行けない
と せっかくお酒を愛してくれている方々の足が遠のいてしまっては いけない」
責任者「なので 修繕費などいいのでお気になさらずまた呑みに来てほしいです」
じーん
うれしいお言葉です
ありがとうございます と 再度深々と頭を下げ挨拶して お店を後にした
よしっ!店舗の件は片付いた!
そして 何かあった時に
お店側には 少なくとも「まともな人間」はどっち?と 悪くない印象もつけた
明日の午後には 示談条件の書面も届くだろう
今日は少し 落ち着いて眠れそうだ…