約束  

あーんだけもめたのに 反省の色のない彼氏
凝りもせず『24』を大量に借りて来て 明け方まで起きている生活
「少しは反省して 今日くらい午前3時半に薬飲んで布団に入れよ」
とか 心の中でムカムカしつつ お仕事復帰だ
今日は吉野家
8時〜17時だけど そんな早く帰れるわけがない
精算して 材料在庫とって 発注する
忙しいようだったら そのまま厨房で牛鍋などの下準備の手伝いだ
ふぅーと ため息をついて出勤用意をしていたら
カレシ「ゴメン!じゃあお詫びに今夜カレー作って帰りを待ってる」
ほほぅ〜ぜひそうしてもらいましょ
(↑出来ると思っていない)
出かける前 台所に家にあるカレーの材料だけ出しておいた
『あんた甘いよ!』って声が 千葉方面から聞こえてきそうだが(笑)
材料 山ほどあるのに 重複して買ってこられても困りますから〜(^-^;
吉野家のお仕事
うーんやっぱね 客商売がキキ☆は好きっす
楽しいのよ 今日は特に嫌な事忘れてられるからいいな〜
キキ☆「そうそう Yさん立川って家賃安いのぉ?」
Yさん「やすいよぉ 1LDKで6万円しないよ〜」
キキ☆「1LDKもいらないなぁ〜1Kで充分」
Yさん「えぇーカレシと2人で それは狭いぢゃない」
・・・・・・・
・・・・・・・で ここでグチグチと今まであった事話したら
Yさん「あははーあははだいじょーぶ だいじょーぶ」
キキ☆「?」
Yさん「だって 以前ホームパーティーでキキ☆さんとカレシ見たけど」
キキ☆「うん」
Yさん「キキ☆さん とってもとってもカレシさんの事好きなの判ったョ」
キキ☆「・・・(゜x゜;)うぅ」
Yさん「だから そんなの一時的なものね だいじょうぶよ」
うううううううっ
キキ☆「いーや 今日約束通りカレー作って待ってなかったら 別れてやる!」
しかし同じ事を O君にも言われた…
ちゅーか!はたから見たら キキ☆はそんなに カレシにメロメロの女なのか!?
くそっなんか悔しいっっっっ
K村くんが かなり疲れていたので 残業はキキ☆がする事に
店長「様子見て 19時にあがってくれていいよ」
へいへい
清算業務をしていたら…
Yさん「キキ☆さぁーんカレシから電話よ〜♪」
と わざわざもって来てくれた>電波の調子悪いので机に置きっぱなしのケータイ
カレシ「おはよ」
キキ☆「はいはい 今日は残業です」
カレシ「わかったぁ…で 台所のあれは…?」
キキ☆「(やっぱり)覚えてないの?」
カレシ「…覚えてないけど 何言ったか想像はつく」
キキ☆「あそっ」
ふんっホントに家に帰って カレーが用意されてなかったら別れてやるっ
キコキコキコキコキコ
自転車を都心ビルの谷間に走らせ 帰途
ケータイに連絡が入る
カレシ「お米がないょ〜」
キキ☆「…冬の間は レンジ下の米びつに入れてあります」
ホントにカレー作ってるんだな
家に帰ったら いい匂い
ふっ(; ̄一 ̄) 別れが延びたようだな…
えっ?甘いですか?>千葉方面から お叱りの声が聞こえたような気がした…