芦花ホーム実習①    

今日から ヘルパー2級講習の最終段階である
世田谷区の芦花ホームでの実習が始まる
特別養護老人ホームとディケアでの実習が3回
これでヘルパー2級講習は終了する
ヽ(´▽`)/がんばるぞー♪
と 思いつつ不安・・・
なんせ福祉施設と名のつくものは『保育所』しか行った事がない!
ど・・・どんな所なんだろう?!!
と思いつつ朝7時にいってきま〜〜す
そう朝8時に集合なのだ!
受講仲間はケアズカラ3名>I子さん O室くん キキ☆
「まっ初日でなんでもかんでも出来るって 期待もされていないだろうから気楽に行こうか(笑)」
とか余裕かまして(みせかけて)行ってみたのだが…
で・・・でかい・・・
こんなに大きな施設だったとは!
朝礼に参加の後 総勢16名の実習体験者と芦花ホームの説明を受ける
http://www.setagayaj.or.jp/facility/as_hm.html
↑こんな感じです とても綺麗で大きい
公営の特別養護老人ホームで積極的に個室を取り入れたタイプでは全国で初だそうです
とにかく…広い!全館を案内してもらったけど…迷子になりそうだ
午前11時から実習現場に突入
うわぁーん!I子さんと同じ階だ〜♪とか思っていたら…場所が違ってた!
みんなは「ショートステイ」に…キキ☆だけ痴呆性の高い居住区に…
・・・( ̄^ ̄; むむっ
担当のY崎さんから
「もう痴呆がかなり進んじゃってるから 何しゃべっても通じない事が多いから」
( ̄△ ̄;)エッ・・?
折れそうに華奢な…多分平均年齢90歳は超えているであろうおばあちゃまたち
うっうーむ!
Y崎さん「とにかく顔と名前覚えて貰わないと実習にもならないからねぇ」
と それだけ言って仕事に戻ってしまった
おっっっおいおいおーい!それだけかいっ!?
10何人いるおばあちゃま達の中に ぽつんと一人残されてしまった…
何の指示もなく…
注意事項もなく…
この状況!とないせいっちゅーんぢゃっっっ!!
(ー'`ー;うーん どーしよっかなぁ〜?
とりあえず ここにいる人たちの顔と名前を覚えよう!
な・・・まえ??
名札もなにも身につけていらっしゃらないよ。。。おばあちゃま達
・・・・・・・
・・・・・・・しゃーないねこりゃ
と ひとりひとりに挨拶と自己紹介をして 名前を聞いていった
っと これがですよこれが…
話が通じない!MYワールドの人が多すぎる!!!!
名前が聞き出せた人が 2人だけ…
でも 詰め所には誰もいない 廊下も人っ子一人通らない
どーなってるんだっ!この施設は!実習生が来るのは初めてじゃないだろうが!
いくらどーやったって 右も左も判らない(備品もどれを使用していいか判らない)
状況で どーやってナニをしろと?
やっとY崎さん戻ってきて 忙しくお茶の準備をしていたので
キキ☆「何か手伝える事ありますか?」
Y崎さん「あぁいいですいいです お話でもしていてください」
あのなぁ…
昼食が始まるらしいのだが どう手伝っていいか判らない
だってだって利用者ごとに 食事の形態も違うしお茶ひとつだって違う
この人は トロミがついていないと誤嚥するとか
食事の塩分濃度も量も違うだろうし
・・・触れない!!>指示出してくれりゃ出来るだろうけどね
これはキキ☆が未熟だからか?!!
と なんとか介護出来そうな人見つけて 食事介助をやらせてもらった
…午前中終了
はぁ・・・これでいいのか?
と休み時間中泣き言を言っていたキキ☆
I子さんに「はじめっからできやしないわよぉ〜」と言われなんとか持ち直す
さて現場に戻ると またやる事がない
…うーん と困っていると清拭用のおしぼりを作っていたので手伝う
あっという間に終わってしまった(;´д`)
何をしよう〜と オロオロしていると
別の職員に「何も出来ないってつまんないよね」とAさんとSさんの散歩を頼まれた
特別に館外の散歩もOKしてもらえた…
がっ!!「いいの?出てもいいの??」とSさんが繰り返し
ホームの庭に出た途端不安になったようだ
決して強制されて閉じ込められているのでなく
いつもいる居住区でないと安心できないらしい
・・・・・あまりにも不安がるので館内の屋上庭園に行って見たが・・・
天気にいい日は富士山も見えるという景色
Sさん「もういいでしょう…帰りましょうか…」
ガ━━(・・、)━━ン!!
こんな和やかな風景を楽しむ気持ちのゆとりもなくなってしまうくらい…
ショック・・・
戻り おやつの時間
いつもの席に戻り お茶を飲み 気持ちも落ち着いたようだった
トイレに行きたいと騒ぐ Hさん
他の人がトイレ中で どーしたらいいのか判らず
キキ☆「どーしますか?」
Y崎さん「まだ待っててもらって」
などやり取りをしていたら…
Hさんスタスタとどこかに歩いていってしまう・・・
慌てて追いかけて「もう少しここで待ちましょうね」と手を握ったら
バチン★
あいてててててててて
ひるんだ隙に 自室に閉じこもってしまった。。
キキ☆「Hさん自室に帰ってしまいましたよ!」
Y崎さん「あぁHさんは自室で 自分でもトイレ出来るから いいっすよ」
はぁ?( ̄□ ̄;)なにそれ・・・?なら最初にそー言ってくれりゃ〜いいぢゃん
だんだんムカついてきた
そりゃ忙しいでしょうとも
自分達の仕事で手一杯でしょうとも
でもさぁ それならそれで介護に役立たなくても 使い手があるぢゃん
ここに!!
ゴミ捨てでも サポートでも何かあるじゃん普通?
このホームは頻繁に実習生やボランティアを受け入れているなら
なおさら…そー言う 実習生に対するマニュアルがあっていいのじゃないか?
だって慢性人手不足の施設だよ?半人前以前の人間でも人手には変わりないぢゃん?
ここで吉野家の例を出すのも変かもしれないが…
新人教育1日目でも6時間 バッチリ仕事を与える事が出来るようにシステムされているぞ
それこそ 合理的でないのか?
ムカムカしてきた>仕事上で合理的でないのは嫌いです
っちゅーかホームにムカついたのではない
このY崎にムカついたんだ!!!!
ってわけで もうY崎さんを担当と思わない事にした
夕食前にお茶を飲んでもらって 食欲を促す
ほい お茶を用意している職員に向かって「お茶介助できますどーやりましょう?」
と どんどん動く
もーしるか 勝手に動いてやる
「しなくいていいっすよ」ってY崎さんに言われても知るか
出来そうな人だけ選んで介助する
ホントは16時30分に終了しなければならない実習なのだが
ヽ( TーT)ノふっ15分もオーバーして介助してやったぜぇ
今日は いかんいかん ちと落ち込んだ実習だった