栃木紀行   仙禽・篇

berry-angel2006-02-07


あなたの修学旅行と言えば どこでしたか?
キキ☆は小学校は伊勢志摩でした
中学は長野県白馬村
高校は長野の山奥でスキー場に監禁
東日本の方は 日光へ行くのがメジャーな修学旅行だ
と キキ☆が学生の頃 小耳に挟んでたりしました
ってことで 今日から2日の連休を取りカレシと旅行です
『栃木県』と聞いて あなたは何を思い出しますか?




キキ☆は実は何も思い浮かびません…
スイマセン
地図で観て
カレシが立ててくれた予定表を見て
��( ̄□ ̄;)
こんなに東京から近いの!

驚きです。。。
その次驚いたのは「宇都宮って栃木県だったの!?」
いやいや人間30年以上生きていても 
知らない事っていっぱいあるんですね
で 栃木に一体何しに行くんだと言うと
http://d.hatena.ne.jp/berry-angel/20050908
これです ここでお近づきになった『仙禽酒造』に見学へ行くのです
で いざっ!とドアを開けると雪・雪・雪
積もってる!暖かくなると言ってたけど 寒いし!
いやぁ〜な予感がしつつ東武線目指して 地下鉄に…。
ってってって!おいっ!
いきなりダイヤの乱れが出ています>ガックリ
地下鉄丸の内で6分
地下鉄銀座線で10数分
東武線について予定の特急に間に合わず
駅員「次の特急待つなら 快速と普通を乗り継いでいった方が早いよ」
そうですか…と仕方なく列車に乗る
ここで1時間近く遅れる!
宇都宮に着いたのは もう13時過ぎ…
しかし…宇都宮って初めて来たけど なんにもないんな
おなかが減ったので お昼を…
はい宇都宮と言えば『餃子』っすね!
と言っても すでに予定をかなりすぎているので 有名店舗による暇がない
アンテナショップがあると言うので そこに行く
http://www.gyozakai.com/sys/korasse/index.shtml
27店舗の餃子が楽しめる…とあったので行くが…
うっうううぅぅぅぅぅぅ
美味しくないぃぃ・・・
5種類の餃子を食べるが まぁまぁ食べれたのが「幸楽」のみ
しかも胸焼けが…
カレシは『餃子にピッタリの地ビール』を飲むが
カレシ「あ…味がない…」
とかなぁ〜りの不服顔
味噌スープの水餃子『青源』が 
これまた味噌汁にラー油と酢をぶち込んだような奇妙な味
そして全体的にいえるのだが
餃子自体の味わいが薄い!
まぁキキ☆は 関西の餃子に慣れているし
日本で一番お気に入りの餃子が金沢の『第七ギョーザ』だし
宇都宮の餃子は 好みに合わないだけかもしれません
だからホントは 美味しいのかもしれません
そしてちゃんとこんなアンテナショップでなく 
本来の店舗で食べれば とっても美味なんだと思います
必死にフォローしているようですが 
なんちゅーか言いたい事は「この来らっせでは二度と喰わん」です
なんとなく失意に終わった 初・宇都宮餃子
気を取り直して いざ氏家『仙禽』へ!
判りにくい道を行き やっと見えた看板『仙禽』
蔵を案内してくれるU井さんは…キキ☆たちの到着が遅れたため
次の約束に間に合わなくなると 出掛けられたそうだ…
スイマセン スイマセン
変わりに 別のスタッフに案内してもらう
思ったより 小さな蔵
小澤酒造や田村酒造なんかより 一回り小さく感じる
「ようこそ仙禽へ」
と 出てきたスタッフ 思ったよりかなり若い
「ホントは…こんな処までは入っていただけないんですが
 今日は お二人だけの見学なので…」
と 消毒液で手を消毒し 小さな木戸の奥へと案内される
ふわぁ〜んと 麹のよい香り
ラクラ 目眩がするような甘い独特の香りだ
精米した酒米があった もう麹が振ってあるそうだ
おぉ〜っと カレシが手に取る
サラサラとした 小さい米の中心
「どうぞ 食べてみてください^^」
カレシ「甘い!」
うわぁホントに甘い
酒の出来るメカニズムは さらっと勉強したが
実際に菌に米が かもされ糖が出ているの実感したのは初めて
この後 あるアンプルを見せてもらう
「これが菌のアンプルです」
おぇーこれがぁ〜ほぉぉ〜〜
薄い黄色い液体が入っている
「これ一本であそこのタンク1本分の酒が作れます」
あそこのタンク…あれで1万本以上の一升酒が作れる…
キキ☆「このアンプル一本いくらくらいですかぁ?」
「一本2000円くらいですかね(笑)」
うーん「人間が成功した 唯一の錬金術は酒造り」と聞いたことあるが
まさにまさに…うむうむと納得してしまった
そして 仕込みタンクを覗かせて貰った
プチプチとかすかに 動いている白い表面
とにかく いい香りなのだ美味い香り
「あっ気を付けて このタンクに落ちたら即死しますよ」
!��( ̄□ ̄;)なんと??即死ですか溺れ死にますか?!!
「いいえ 窒息死します。菌が かもし中なのでガスが発生してます
 これがにごり酒の発泡しているモノなのです
 このガスが充満しているので無酸素状態なんですよ」
キキ☆「酒好きには 最高の死に方ですよね…(違)」
ここで少し あるモノを試飲させてもらった
カレシ&キキ☆「うまぁーいなんぢゃこりゃ?!!」
とてもとても不思議な味だった
お米の精米やヌカその後の使用法まで とても丁寧に説明していただいた
場所を移して 試飲。
搾りたてのにごり酒『おり鶴』を呑ませて頂く
うわぁーうまい
にごりって トロリとして甘いイメージを持っている方が多いかもしれないが
いやいや こんなにごりもあるんですね…と感服
『霧降』もうまかったけど 今回は「おり鶴」を購入
TちゃんとDちゃん N塚さんに『霧降』の小瓶をお土産に
仙禽の方に 市場に出回らない酒粕までいただいた。
とてもいい体験だったなぁ・・・
夕方 日光へ移動>電車に乗りそこね
すっかり遅くなってしまった
日光の駅に降りたら 濃霧・・・うわぁ〜今夜の宿まで遠いの?と不安になる
カレシ「今夜の寝酒買いたい」
東武日光駅の まん前に酒屋があった♪『下ますもと酒店』
http://www.shimomasumoto.com/
うわぁーなんぢゃこの品揃え!栃木の地酒が揃ってますョん
面白い事に 日本の酒と言えば主流になっているビール・焼酎など店の奥の奥に追いやられているのだ…
保管もしっかりしているし
棚の陳列も実に見やすい…
お店のおじいさんにお勧めのお酒を聞いてみた らば
なんか すげぇんですけど!このお方!!
なんちゅーか「お酒愛してます」オーラが発しています
カレシが寝酒のコーディネートをしてもらって満足そう

澤姫 中吟生(大吟醸吟醸の中間だそうだ)
自然醸 清開生(小瓶)
後 ワンカップ…名前を失念420円もしました

おじいさんに 仙禽の興味深い話(^-^; も聞けて大満足。
カレシ「栃木って地酒穴場だよなぁまた来たいなぁ」
うむ そうですね
霧も晴れてきたので 夜道をトボトボ歩いて宿に向かった
小さな居酒屋で晩御飯を食べ お店のおばちゃんに東照宮の観光案内を聞き
気分良く ほろ酔い〜
ここで 店主に『下野純米大吟醸 澤姫』をご馳走していただいた>美味
足も疲れたし カレシと一緒に貸切になったお風呂に入って
(家族風呂だったけど お湯は温泉だったのだー♪)
ゆっくり眠った 明日は日光・東照宮観光なのだ
晴れるといいなぁ