砲撃

あぁーあ　やっちまっただよ・・・
Ｒ子さん(利用者)とぶつかり合ってしまった
原因は些細な事
食事介助のとき「用意したフォークをどこに置くか」だ
キキ☆は　テーブルに直接箸やフォーク・スプーンなど置く習慣はない
口に入るものだし　テーブルがキレイとも限らない
ましてや　これが他人の使用するものなら尚更っす
なので　今日もフォークを出した時　お皿のヘリにフォークの先端を掛けた状態で出した
ら　ですよ
Ｒ子さん「そんな風に置かなくていい」
と　フォークをテーブルにガン★と置きなおした
ちなみに　このテーブルいつ拭いたのかどうか判らない
しかも　灰皿が常に置いてあって　煙草の灰だらけ
ってか　ここの住人には掃除という観念が薄い＞猫を2匹飼っているのに
なので「でも口に入るものですよ？そのまま置いたら汚くないですか？？」と切り替えした
ら　ですよ
Ｒ子さん「あーもうっなんでそうなのよ！」
と　怒り出した
Ｒ子さん「自分では常識と思っていても　他人の家では違う事もあるんですよ！」
キキ☆「もちろんですよ！だからこそ　私は入ったばかりの訪問先では　
　　　　どーすればいいのか　箸の置き場所　触っていい物　収納する場所まで
　　　　逐一利用者さんに確認を取るようにしています
　　　　Ｒ子さんが『フォークはサラダの器に刺しておいてくれていい』とおっしゃれば
　　　　指示通りにそうできます
　　　　でも一般常識で　他人がこれから手を付ける食べ物に　箸やフォークを刺すのは
　　　　失礼に当たりますよね？だから　私はしません
　　　　他人の家には　その家の常識があるって事判っています　
　　　　でもですョそれを教えていただかなければ　知る余地がありませんよね？
　　　　私は一緒に住んでいるのではないのですから」
Ｒ子さん「・・・キキ☆さんは　何人の利用者さんに入っているの？」
キキ☆「いままで　訪問した人数は12人です」
Ｒ子さん「どこのお宅に入っても　こうなの？」
キキ☆「もちろんです　どこのお宅にも触れていい場所　触ってほしくない所様々です
　　　　だからこそ　始めの頃はどの部分を触る場合も許可を貰います
　　　　タオル一枚収納するのも　全て指示を貰います　
　　　　そうしないと他人の家なんて判らないところばかりなんですよ　ヘルパーは！」
Ｒ子さん「…ウチは(旦那用の)男性介助者ばっかりだから　そー言う事には大雑把なの」
だめだ　こりゃ
しかし　ちと言い合いした事で　お互いの壁が取れたようだ
マンションの中庭には　満開の桜がきれいに揺れていたョ
ったく　こんな衝突が出るのも　コーディネートの悪さからだよ！
Ｒ子さんが全て悪いわけではない
吉野家の事情もあるし　4月いっぱいでここの仕事は断ろう・・・
腰は痛いし　身体は辛い
ホント　全部全部捨てて　逃げたくなるよ
でも　それが出来ない自分って人間もよく判っているんだけどね