東北漫遊紀行⑥ 完結                      

berry-angel2004-08-07

8月6日の続き・・・
新郷村(旧・戸来村)
以前からカレシが行きたかった 超マイナーな観光地
エスキリストの墓!!
キリストは20代の頃ユダヤの地から行方不明になっていたのですが
なんとですよ 日本に神学を学びに来ていたらしいのですよ!!
その時代に神学って…ヨーロッパ圏内と日本の神の考えは根本的に違うでしょー!
って突っ込みは おいといて
そして30歳過ぎ ユダヤの地に戻ったキリストは 迫害にあい処刑されるのですが…
その時 実は処刑されたのは キリストの弟だったー!!
おいっ!!!!!!
弟がいたかとか おいといて
キリストほどの聖人が 自分の弟を身代わりに処刑されて 平気なわけないぢゃろー
っで・・・とても辛い旅を経て 懐かしい日本に辿り着き
そこで日本人女性と結婚して(をいをいをい)106歳まで余生を日本で送った
ちなみに キリスト様には日本名もあり『十来太郎大天空』
天空太郎でっせ!>それ天狗ぢゃないんですか…?
http://marie.saiin.net/~history/hakken/r-014.htm
↑ここにもおもしろいエピソードあって 詳しく載っています
さて…実際の場所は・・・
うわぁーマイナーな場所!>とてもじゃないが観光地とは思えない
小雨が降る中 カレシと遊歩道を歩いていった
・・・・・・・・キキ☆はですねぇ以前にも書いたのですが
こー言う場所ダメなのですよ
霊能力者志望の 知人に言わせると
『キキ☆さんは 存在感がありすぎてその辺の霊が寄って来る』
らしいです
信じているわけではないけど…ないけどー思い当たるところがあるので用心しています
だって こんな体調悪い状態で しかも激務が待っているスケジュールでぇ
変なもの 憑いてきてほしくないっす!!
じめじめする中トボトボ歩いていくと・・・あった!!
・・・・・・・土饅頭の上に立つ 木製十字架(  Д )゜ ゜>写真
カレシは大喜び
ジメジメ シトシト ヤバイ・・早く車に帰りたい
はしゃぐカレシを置いて一人そそくさと帰ってしまいました(笑)
近くの道の駅による
『キリストせんべい』を購入するためだ〜〜
店員「あぁ もう作ってないんですよ〜」
ちぇ 残念Nらのお土産にしようと思ったのに…
カレシ「また来たい!ナニャドラヤラ踊りを見たい!(キリストを祭る盆踊り)」
・・・・・ヤダ
何個かの道の駅を寄りつつ 温泉へ
八幡平温泉
以前も来た温泉なのだけど 何かが違う
お義母さん「ここはねぇ公共だったんだけど 民間に売却されたのよ〜」
ほほう 売却されてから収益が120%upしたんだってぇ〜すごいねぇ〜
って思ってたら お義父さんがいない…
「社長さんに挨拶に行ったみたい」
へ!お義父さんと ここの社長さんお知り合いなの?へぇへぇへぇ
お義母さん「ここが変わってから お風呂に常備してあるシャンプー類が物凄くよくなったのよ」
ほうっ!とポスターを見てみる…
(  Д )゜ ゜コンディショナー 1ℓタンク5800円!!!!
ペットボトルを用意してしまいました…>おうちでも 使うために
露天風呂が出来ているよ〜〜ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノわぁい♪
時間が中途半端なためか だれも入ってない…
広い露天風呂なので ジャボジャボと泳いでしまった
多分トータルで25m以上(笑)気持ちいぃーい!!
帰りに ゲームセンターでお菓子をしこたま取ってきた♪
いいなぁ キキ☆はこのお風呂が一番気に入った♪
また来たいなぁ 泊まりで>社長さんオマケよろしくね♪
ホルモン屋
晩御飯は 焼肉ね
お義母さんが 気を使って脂身の少ないところを選んでくれる
ここは お義父さんたちの行きつけのお店らしい
風邪で かなり咳がすごい…んだけど 買った風薬を飲むと 頭がボーっとして眠くなるのだ
帰りのバスの中でのことも考えて お昼頃から薬を飲むのは止めてしまってた
キキ☆自体は気にしていなかったんだけど…
楽しく 焼肉を食べていたときだ この店のマスターがキキ☆の所に来て
親父「あんたさぁ んんっゴホッってするのなら表出てやってくれない!?」
はぁ?>キキ☆ぼーぜん
親父「ほら 判ってないよぉ その咳払い他のお客さんに不愉快なんだよ〜」
カレシもお義母さんも 親父が何を言ってるのか 把握できない模様
キキ☆は 判りましたよ…
キキ☆「あぁ風邪引いているんで…」とオロオロ答えると
いきなり 鍋のふたを ガーンと鳴らした
親父「私がさ こんな音鳴らしたらあんたは 不快と思うだろ それと一緒なんだよ
    咳払いするんだったら 誰もいない外に出てやってよ」
っと言って あっちに行ってしまった
おいっちょっと待てやぁ!おっさん
と怒鳴りたかった 殴ってやろうかとも思った
でもね ここお義父さん達の行きつけの店なんだよね…
キキ☆は二度と来る事はないけど お義父さんたちは違うのですよ
ぐっと 堪えた
お義父さんは 何事もなかったように明るく話しかけてくれる
ジュウジュウお肉も焼ける
キキ☆が 怒り出したいのを耐えているのを 察してくれたお義母さん
状況を把握した カレシがキキ☆の手を握り・・・
カレシ「…起こる気持ちも判るけど ここは両親の顔たててさ・・・」
そんなに怒った顔しているのか…私
お義母さん「お兄ちゃん!蒸し返すような事言わないの!」
キキ☆が 必死に我慢しているのを 判ってカレシをいさめてくれた
判ってるよっ!判ってるから ホントは席を立ちたいのを必死で我慢しているんじゃないか
注文していた お肉や料理を カレシとお義母さんがキャンセルしてくれた
もう何一つ 一口だってこの店のものは口にしたくない!
親父「これサービスです どうぞ」
とぬけぬけと スイカを持ってきた
普段のキキ☆なら このスイカを皿ごと親父に投げつけてるだろう
我慢した ホントに我慢した
カレシは「食べて」って進めてくれたけど  絶対食べたくなかった
興ざめして 早々に帰る
帰り間際 親父が こっちの顔を見ようともしないで
親父「いろいろ 失礼しましたね〜」
とぬかしやがった!!
ごぉぉぉぉぉぉぉぉらぁぁぁぁぁぁ!!
プチン!切れた ほんとに切れた
この親父 客商売としてやっちゃいけない事を2つした
絶対しちゃいけないことだ!!
お店側が お客の食事の邪魔をするのは いけない事だ
だから大きな音を立てたり 不快な事をしたらお詫びはする
でもな お客が病気でゴホゴホ言ってたら「大丈夫ですか?」と気遣うことはあっても
「お前 不快なんだよ」なんて言語道断だ
他のお客からクレームが来た場合でも 目に余る行為ならともかく…
しかも 帰り際に顔も見ずに なに戯けた事いってるんだ
適当に詫びいれるなら 最初からすんなょ
っちゅーか 客商売十余年やってる人間なんだよ こっちは
どんなに旨い店でも やっちゃいけない事があるんだ
頑固親父がやってるラーメン屋みたいな 勘違いした『こだわり』なんか認めない
無駄口叩くな 料理に口出しするな 子供連れは食べに来るな
何様だ お前??
それを『うちのこだわりだ』って言うなら 無人島でやれ
親父のこだわり信奉者なら 無人島に渡ってでも食べに来るだろ
そーいうのだけ相手にしろ!
何よりも 許せなかったのが 旅の最後を汚されたことだ
ホントに楽しかった
楽しめるようにと 気を遣ってくれたお義父さん
普段 忙しいキキ☆がのんびり過ごせるようにと 考えてくれたお義母さん
それを最後の最後で・・・・
普段のキキ☆なら テーブル倒して 親父に酒ぶっかけてとっくに店出ている
なんとか奇跡的に耐えて 店を後にした
車の中では ずっと話せなかった カレシがずっと手を握っててくれた
帰りは 深夜バスで帰る
切符購入時の駅員が間違えて「盛岡バスセンター乗車」を希望したのに「盛岡駅乗車」になっていた!
うわっ間に合うか!??ってくらいギリギリ
あわただしく駅に向かって ろくにご両親に挨拶も出来ないまま バスに飛び乗った
まーだムカムカしているよ
いい旅で終わらせたい いやなことは寝て忘れよう…とカレシにハルシオン一錠もらって眠った・・・
ウトウト・・・
でも 楽しかった また来たいよ
また2人で旅行したい